映像制作とイベントプロデュースという一見全く違った分野を併せ持つ、滋賀県内で数少ない総合エンターテイメントプロデュース会社。企画、撮影、編集、グラフィック、アニメーション、CG 制作などの全てを社内で制作している。
滋賀県内のミュージシャンを応援する市民活動から始まった同社は、3 名の従業員という数で出演者の手配から音響証明などのイベント事業と、3 D・CG・アニメーションなどの映像技術を取り入れたアートクリエイト事業を行っている。
コンサートやライブなどの演出やインスト・アーティスト紹介映像などを作成していた技術から、現在プロバスケットボール団体の滋賀レイクスターズのホームゲームでの演出を担っている。また、企業の会社案内やテレビCM などプロモーション映像にも力を入れている。同社では、営業活動というものはほとんどやっていない。リピーターが多く発生する理由として、10 求められたならば、それ以上のものをこれでもかと詰め込んで制作してしまうからだという。熱意を持って行っている活動をより多くの人たちに発信していく手伝いを行っていきたいという。目には見えない活動だからこそ光を当て続けなければならない人たちのための活動のために会社があると社長の松崎悦子さんは考えている。
知的資産を生み出す価値創造マネジメントを行っている同社では、従業員は総じてクリエイターである。こういった状況から、形式上は社員として扱ってはいるが自身がやりたいことをやるために同社を選んでもらっているというスタンスで運営されている。真摯さであることを重要視し、従業員の才能を尊重しているからこそできる形である。