左官工事やタイル工事、その他建築に関するマーケティングサービスを提供している。プラスチックやビニールなどの新建材や調湿性能が高いことで近年流行している珪藻土(けいそうど)も取り扱う。
住宅向け、マンションや工場向け、寺社・仏閣向けなどの仕事があるが、寺社・仏閣が多い。現場でみる壁は、明治時代や大正時代のものも少なくない。蔵は特に技術がつまっており、壁をはがしてみて初めてわかる先人の技術はやはり尊敬できる。修行で先輩から学んだことだけでなく、顔も名前も知らない昔の職人が時に先生となる。
ベテラン職人の技で 壁に命再び
代表取締役は、滋賀県内の学校を卒業後に野洲市内の左官業者に就職。平成14 年に独立をし、平成29 年に法人化した。国家検定の左官一級技能士資格を保有している。約10 年、左官と向き合ったことで奥の深さや魅力を知り、どのくらい自分はできるのか試してみたいという思いから独立をした。
「文化財や蔵の壁は先人の技がつまっていてとても魅力的。なかなか次の担い手がいないからこそ頑張っていきたい。ホンマもんの技術を次は自らの手で後世につないでいきたいです」と話す。
昔ながらの家屋はどんどん壊されている。一般向けの左官の需要は衰退していっており市場は縮小傾向にあるが、寺社や仏閣はなくなるものではない。新しく建つこともある。今後、業界の経営環境はより厳しいものになると考えられるが、あえて寺社や仏閣といったニッチな部分に注力していきたい。
左官工事やタイル工事、その他建築に関するマーケティングサービスを提供している。プラスチックやビニールなどの新建材や調湿性能が高いことで近年流行している珪藻土(けいそうど)も取り扱う。
住宅向け、マンションや工場向け、寺社・仏閣向けなどの仕事があるが、寺社・仏閣が多い。現場でみる壁は、明治時代や大正時代のものも少なくない。蔵は特に技術がつまっており、壁をはがしてみて初めてわかる先人の技術はやはり尊敬できる。修行で先輩から学んだことだけでなく、顔も名前も知らない昔の職人が時に先生となる。