本当に今は楽しくてたまらない
1920〜1960年代のアメリカ車の販売をしている当店。常に30台くらい販売用にクラシックカー・ビンテージカーがあり、これだけの在庫を持っている店は日本に数えるほどしかないというから、それだけで希少さがわかる。代表の北浦健一郎さんによると、お客様は全国から来られる。また、海外からのオーダーもあり、カンボジア・ニュージーランド・フィリピン・韓国などから。販売だけでなく修理も得意で、車検も対応している。
当店は、北浦さんが好きなことを仕事にしたくて2013年に独立開業。それまでの約15年間は、国産をメインとした中古車販売店の店長をしていた。しかし、売上や在庫の心配をしていると、仕事を楽しむことはできなかったという。そこで仕事に疑問を感じ、自分ひとりで好きな車屋をしようと、自分の資金を全部つぎ込んでアメ車を集めていった。
たくさん在庫を集めているうちに買いたいという人が現れ、それからは自然と商売になっていき現在に至る。
国産車は一日毎に価値が下がるが、古いアメ車の場合は、10年前に500万円の車が現在1,000万円になっていることもある。
だから、無理して売る必要が無いので気持ちに余裕をもって仕事ができているそうだ。