専門性が光るプロデュース力
代表の国本憲治さんは2006年に飲食業をはじめてから間もなく、バームクーヘン豚で有名な「藏尾ポーク」に出逢いひと目惚れ。
それからは、カレー専門店を経営していくなかで「近江が誇る最高級霜降り豚の近江銘豚・蔵尾ポークを1頭買いの打ち出しとともに、「俺のカレー食堂輪」などを展開し会社を大きくしてきた。
国本さんが子どもの時から夢にしていた飲食店経営、藏尾ポークと地元滋賀への愛が新たに結実して新展開がある。藏尾ポーク外食部門を新展開するコラボレーションが生まれ「藏尾ポークしゃぶしゃぶ専門店」をJR草津駅(東口)の近くに11月オープンさせたばかりだ。
藏尾ポークの魅力を存分に引き出せるのがしゃぶしゃぶ。専門性を高めて高級路線を狙いながらも、人気の手応えはかなりのもので完全予約制。
食材だけでなく、器も信楽焼で揃えるなど地産地消を徹底している。
国本さんは食材・味はもちろんのこと、お客様に向けてこれまで食の専門性にこだわった取り組みをしてきた。そのプロデュース力を発揮して、滋賀の新たな食のブランド化の切り口ができたともいえる格好だ。