事業案内

創業のきっかけ|㈱フェリーチェ/㈲南出農園

創業のきっかけ

私は三代目です。元々、私のおじいさんがサラリーマンをしながら農業をしていて、親父も兼業農家でやっていた。おじいさんが退職し専業としてやるとなった時、親父も退職して手伝うことになって、そして私も大学を卒業してこの世界に入ったんです。それまではお米を作っていたけど一年中できる作物はないかなと考え始めた。水耕栽培を学び、これを広げていこうとなったんです。

経営面の苦労と克服|㈱フェリーチェ/㈲南出農園

経営面の苦労と克服

水耕栽培ってちょっと特殊な化学の知識がいるんです。元々私は経営学部だったので農業の知識が全くなかったからいきなり農業をしようとしてもできないんです。親父が手伝い始めたタイミングでおじいさんが急に亡くなってしまい、栽培方法とかを受け継げなくなって、私も親父も素人だったから大変だった。全然安定生産できなかったことが一番しんどかったですね。思い切って現場は親父に任せ、私は千葉大学農学部に勉強に行ったんです。そこで農家の友人をたくさん作って、友人の家に住み込みで勉強させてもらいながら全国十数か所を回って。そんな中で学んだ知識を活かして水耕栽培を安定させてこれましたね。

18年前には一次生産者は全国で400万人いたんだけど、今は110万人しかいなんです。農業ってキツイとか大変なイメージがあったり、初期投資が必要だったりするんだけど、もっと若い人でも農業ができる仕組みを作りたいですね。アメリカとか力のある国は農業が元気。日本を元気にするためにも若い人が「農業やりたい!」って思えるようにしたいです。

環境も人もいい町|㈱フェリーチェ/㈲南出農園

環境も人もいい町

滋賀県はお米の産地。野洲には鈴鹿山麓の伏流水が流れていて、水がおいしいんです。雪が多い時もあるけど、でも北部ほどではなくて、ハウス栽培も適してます。若い人も増えてきていて活気があって。この自然環境豊かな野洲でおいしい農作物を作り、みなさんにお届けしていきたいです。

活動内容

上海でも水耕栽培開始

JR野洲駅から車を少し走らせた田園風景の中に、「フェリーチェ」はある。見渡す限り広がるビニールハウスは約8,500平米の敷地があり、その中に55,000株ものいちごがぎっしりと埋め尽くされていた。

毎年人気のいちご狩りは12月下旬にオープンし、5月下旬まで体験することができる。定番の品種である「紅ほっぺ」のほか、「章姫」「かおり野」などの品種の食べ比べを楽しむことができ、特にファミリー層から定評がある。また、隣の南出農園では、フリルレタス、三つ葉、セリを一年中水耕栽培しており、大手スーパーや生協に販売したり卸売市場に出荷している。

どちらのビニールハウスの中もなんと全自動! スマートフォンひとつで温度や湿度、CO2の量までをもコントロールし、効率がよく生産性の高い、最先端の農業を行なっている。

「人生は一度きり。楽しいと思えることをやらないと。」と南出さんは言う。2017年には日本を飛び出して上海でも水耕栽培を開始するなど、精力的に事業を拡大している。

会社概要

企業名

株式会社フェリーチェ/有限会社南出農園

業種

商業

内容

いちご、フリルレタス、三つ葉、せり

所在地

野洲市比江2269

代表者名

南出 卓哉

電話番号

077-589-5917

ホームページ

https://www.minamide-farm.com

お問い合わせ

株式会社フェリーチェ/有限会社南出農園

077-589-5917