いちばん美味しい瞬間を引き出す
JR野洲駅北口から野洲川に向かって徒歩約12分。大きな家が並ぶ古い町の中にある。場所は奥まっているが3台分の駐車場もそなえている。代表の北中哲也さんが還暦を越えてから開業した自家焙煎珈琲豆店だ。北中さんが珈琲をはじめたのは学生時代で、ミルとカリタのドリッパーセットを使いはじめて46年以上。「何より珈琲が好き、だからこそ引き出せる味があり、お客様に納得いただける珈琲との出会いを提供していきたい」との思いで経営されている。主には、約20品目の生豆在庫品を注文によってカスタム焙煎し少量生産している(100gより販売)。鮮度にこだわって、焙煎豆の店頭在庫は最長で5日間。注文品は必ず引取り日の朝に焙煎して、お客様での賞味期限を最大限確保している。珈琲にこだわりがある人にとっては納得のサービスだ。当店で追求しているのは、素材の味そのものを感じられるブラックで「冷めても美味しい」こと。焙煎だけでなく、世界中の美味しい珈琲豆を探し続け、生豆を全数選別し、特徴に合わせた鮮度管理、焙煎・抽出で「美味しい瞬間」を引き出す本物の味を提供している。
開店して3年、店の立地は便利とは言い難いが、この本物の味は遠くからも、是非足を運んで味わいたい一級品だ。