豊富な実績で高い評価と信頼を獲得、そして来未へ繋ぐ
同社では創業以来、仏壇や神輿の製造販売、文化財の修復工事などを幅広く手がけ、高い評価を得ている。先代の清氏は長年にわたる功績が認められ、文部大臣賞、黄綬褒章を受賞。その技術力は3代目・清裕氏に受け継がれ、平成27年には神輿製造の実績により滋賀県から伝統的工芸品に指定されている。
また、文化財修復においては、国選定文化財保存技術保持団体である「一般社団法人 社寺建造物美術保存技術協会」(※下記参照)に、滋賀県内の業者としては唯一所属。国宝・彦根城や比叡山延暦寺の相輪塔の修復など、日本各地からのさまざまな依頼に応えている。
これらの豊富な実績によってさらなる技術カの向上を図り、その技を個人宅の仏壇や地域の神輿の修理・製造に反映、特に高山市の「飛騨高山まつりの森」に展示されている日本一のジャンボ神輿の製造には3年を費やし、次世代への伝統文化の継承にも大きく寄与している。
※「一般社団法人 社寺建造物美術保存技術協会」とは
ユネスコ無形文化遺産にも登録された「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」の構成要素の1つ「建造物装飾技術(漆、絵具、金属を用いた神社や寺院などの伝統的建造物に施されている装飾の総称)」の保存に取り組む団体。